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パナホームが社名変更 「パナソニックホームズ」に 家電・住宅設備 一緒に提案
パナホームは2018年4月に社名とブランドを「パナソニックホームズ」に変更する。同社は10月にパナソニックの完全子会社になった。家電や住宅設備を組み合わせた提案を増やす姿勢を打ち出す。国内の住宅着工件数が減少傾向にある中で、知名度の高いパナソニックブランドを使い東南アジアなど海外市場の開拓も進める。
パナソニックは住宅分野を成長の柱に掲げており、パナホームが手がける住宅販売は中核になる。完全子会社化により上場企業間の取引で利益相反が起きる懸念がなくなり、連携を増やせるようになった。幅広い製品を持つ強みを生かし、競合の住宅メーカーよりも柔軟に住空間への要望に応じられる体制作りを目指す。
パナソニックは本体の「パナソニックホームズアンドリビング」という事業ブランドで、キッチンなどの住宅設備や照明、介護用品を展開している。こうした商品群と、パナホームが手がける住宅を連想させやすくする狙いもある。
既にパナソニックの経営資源を生かした住宅事業の立て直しも進めている。出遅れている木造建築を立て直すため、パナソニックから施工技術者を派遣。中堅建設会社の松村組(東京・千代田)の買収も決めている。